周速一定制御とは、加工する径が変化しても、周速(切削速度)を一定に保つNC機能のことです。
最近の機械では標準的に搭載されており、面品位の安定や加工時間の短縮に役立ちます。
もう少し詳しく
周速は「π × 加工径 × 回転数 ÷ 1000」で決まるため、回転数が一定のままだと、加工径が小さくなるほど周速は遅くなってしまいます。
とくに端面加工では、外周から中心へ進むにつれて径がゼロに近づき、周速が極端に落ちて、中心付近の仕上がりが悪化します。
周速一定制御は、加工径の変化に合わせて回転数を自動的に変えることで、周速を常に一定に保ちます。
これにより、加工する場所によらず均一な仕上がりが得られ、工具寿命も安定します。
なお、端面加工では径がゼロに近づくと回転数が上がりすぎるため、最高回転数の上限を設定しておく必要があります。
